ドイツ |
バームクーヘンはドイツ発祥の焼き菓子で、ドイツ語で木のケーキという意味があります。バウムクーヘンの原点は紀元前からあるギリシアのオベリアスです。これは、小麦粉で作った一種のパン生地を細長く紐状に伸ばして木の棒に巻き付け、直火にかざして焼き上げたものです。現代の様な切り口が年輪状になるバウムクーヘンが完成するのは18世紀に入ってからです。
日本では本場ドイツ以上に親しまれていると言っても過言ではありません。実際にバームクーヘンの認知度や消費度は、本場ドイツよりも日本の方が高いそうです。
卵とバターをたっぷり使用したしっとりとした生地は、老若男女問わず愛されており、特にお祝いごとの贈呈品としても人気です。
参考・引用:猫井登(2008)『お菓子の由来物語』幻冬舎ルネッサンス