マドレーヌは、フランス発祥の貝殻の形の焼き菓子で、裏側にデベソのような生地の膨らみがあるのが特徴です。 貝殻の形の由来は、①マドレーヌは日持ちするので巡礼の旅にも携帯されたが、いつしか巡礼者にとって聖なるものであるホタテの貝殻を模して焼かれるようになったとする説、②マドレーヌという名前の少女が、サンチャゴ・デ・コンテスポーラ巡礼者の証明と同じ貝殻を使ってお菓子を焼いていたことに由来するという説の2つがあります。 参考・引用:猫井登(2008)『お菓子の由来物語』幻冬舎ルネッサンス